長い間ゼンハイザーのサウンドカードGSX1000の相方としてHyperX Cloud IIを使っていました。この組み合わせは音質が良くて足音も聴きやすくてベストだと思っていたのですが、たまに起こるゲーム後の頭痛に悩まされていました…。
ヘッドフォンで頭痛にならない方法を調べていろいろ試してはいたのですが、結局改善されず(;´・ω・)
というわけで思い切ってヘッドフォンからイヤホンへ変更してみようと思って探していたのですが、ゲーミングイヤホンはかなり高価格で、ミドル(1万円前後)の層がヘッドフォンよりも薄くて、選択肢が非常に少なかったのです。
色んなサイトで紹介されている人気イヤホン「SE215(13,000円前後)」や「QC20(25,000円前後)」が候補に挙がっていたのですが、たまたまそれよりも気になるイヤホンが見つかったので、そちらを買ってみることにしました。
それが今回紹介する「Sennheiser CX100」です。FPS用にイヤホンをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください!
目次
ゼンハイザー CX100がおすすめな理由
今回ゲーミングイヤホンではなく普通のカナル式イヤホンであるゼンハイザーCX100を選んだ理由は2つあります。
- ゲーミングイヤホンより価格が安い
- 有名人が使っていると話題になっていた
1.ゲーミングイヤホンより価格が安い
まず第一に「ゲーミングイヤホンより価格が安い」というのが選ぶ理由になりました。
ヘッドフォンからイヤホンへの変更を決めたわけですが、さすがにいきなり高いイヤホンを購入して「あれ?俺イヤホンよりヘッドフォン派かも…。」ってなったら最悪ですよね。CX100は4,000円で買えるので、そういう意味ではお試しに丁度良かったです。(とはいえ普通のイヤホンが4,000円は高すぎますが^^;)
2.有名人が使っていると話題になっていた
そして第二に「有名人が使っていると話題になっていた」からです。その有名人とはタイトルにもある通り、プロゲーミングチームTSMのレイス使いImperialHal(インペリアルハル)選手のことです。
公式大会で世界一位になったチームのレイス使いが使っているのなら間違いないでしょう。レイスは先頭を走るので索敵スキルも必要になります。インペリアルハル選手がCX100を使って索敵できているのであれば、ゲーム内のサウンド関係は問題ないでしょう。
popo
そして何よりもインペリアルハル選手が4,000円のイヤホンを使っているという衝撃の事実w
CX100のスペックと価格チェック
名称 | ゼンハイザー CX100 |
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画像 | |
発売日 | 2019年2月 |
形式 | ダイナミック カナル式 |
インピーダンス | 28 Ohm |
周波数特性 | 17 ~ 20,000Hz |
感度 | 119 dB |
プラグ形状 | 3.5mmステレオミニプラグ L型 |
ケーブル長 | 1.2m Y型 |
重量 | 約10グラム |
保証期間 | 2年間(Amazon) |
参考価格 | 4,000円前後 |
CX100の開封レビュー
というわけで早速届いたCX100を開封レビューしていきます!
CX100のパッケージです。CX100のカラーバリエーションはブラックとホワイトがありますが、今回はブラックをAmazonで購入。
パッケージの裏面。英語と中国語と日本語で仕様が記載されています。
側面には同梱品のイヤーピースのサイズが記載されていました。
オープンしてみるとこんな感じ。イヤホン本体とイヤーピースがドーンと登場。裏面に書類も同梱されています。
本体はこんな感じです。ケーブルの長さは1.2メートルなので、差込口が遠いと届かない可能性があるので注意。前もって延長コードなどを準備しておきましょう。
CX100の形式は「ダイナミックカナル式」が採用されております。カナル式イヤホンは耳栓のように装着するので遮音性が高く、ゲームに没入できるのでおすすめです。
ちなみにCX100のプラグは「3.5mmステレオミニプラグのL型」です。一般的な差込口であれば問題なく使用できます。
CX100の左右の見分け方
CX100は左右対称なので、パッと見どちらが右でどちらが左か分かりません。イヤーピースの少し下をよく見ると、右に「R」・左に「L」と記載されています。
はじめは片方に小さなタグが付けられていたのですが、邪魔だと感じてちぎってしまったのです。それがあると左右が分かりやすかったので、残しておけばよかったと後悔しました(´;ω;`)
4サイズのイヤーピースが同梱
CX100は、「XS/S/M/L」4サイズのイヤーピースが同梱されています。
はじめはMサイズが装着されているので、上記画像は左から「XS」「S」「L」のサイズとなります。
筆者の耳だとMサイズがしっくりこなかったので、Lサイズへ変更して使用しております。ちなみに後日イヤーピースを買い替えました。有名なコンプライというメーカーのやつです。
参考:【Comply T-400 レビュー】FPSゲーム用に遮音性の高いイヤーピースに買い替えてみた!
popo
デザインに安っぽさはありませんが高級感もありません。本当に「普通」って感じです。
CX100をFPSゲームで使った感想
実際にCX100を使った感想を述べていこうと思います。popoは現在ハマっている「APEX LEGENDS」というFPSゲーム用にCX100を買いました。というわけであくまで「FPSゲームでCX100を使った感想」になります。
定位・足音は問題なし
まずFPSプレーヤーが一番気になる定位性について。CX100の定位はかなり良くて、近くの敵であれば耳だけで正確な方向を把握できます。ただし遠い足音に関しては、以前使っていたヘッドフォンの方が分かりやすかったですね。
銃声・遠くの音は広範囲きこえる
カナル式イヤホンということで、さすがの遮音性です。CX100は遠くの小さな音まで聴こえやすく、遠くの銃声・蘇生音・トライデントの音など全ての方角が丸わかりです。これはムーブに活かすことができるので、買って良かったと思いました!
音質について
「エントリーモデル」と言われている4,000円のイヤホンなので、正直音質に特化した製品には勝てません。もちろん「音質が悪い!」と言い切れるほど悪いわけでもないですし、いたって普通な印象。
音楽や映画のためにイヤホンを探しているのなら、もっとハイグレードなものを選びましょう!
CX100のメリット・良いところ
他にもあるCX100の魅力や良い所を紹介します。
現役FPSプロゲーマー愛用イヤホン
はじめの方に有名人が使っていると紹介しましたが、やはりFPSプレーヤーにとってデバイスを選ぶ理由になりやすいですよね。ちなみに筆者はこの動画の1分30秒辺りの会話を聞いて購入に至りました。
このイヤホンを愛用しているインペリアルハルと言うプレーヤーは、APEX公式大会で優勝経験のあるプロゲーミングチーム「TSM」のレイス使いです。
おまけにTSMのコーラー(司令官)でもあり、元チームメイトの有名なパスファインダー使いAlbralelieに「メカニカル(戦闘やキャラコン)と頭脳、両方凄い。自分はメカニカル部分だけしか追い付けない。」と言わしめるほどのプレーヤーです。
CX100はマイク付きも選べる
ちなみにCX100はマイク付きモデルも販売されています。PS4でも使うことができますし、PS4でVCをする方にもおすすめです。ただし値段が2,000円ほど高くなってしまうので注意。
GSX1000との相性はバッチリ
筆者が愛用しているサウンドカード「GSX1000」も同じゼンハイザー製品なので相性はバッチリ。
サウンドカードとの相性が悪いとノイズなどが発生してしまいますが、今のところ全く問題なく使えています。
CX100の悪いところは1つだけ
実際にCX100を使ってみて不便に思ったところは1点だけです。
それは左右どちらか分かりにくいことです。ヘッドフォンはどちらか一方に線が繋がっているので、左右が分かりやすいですよね。今回のCX100は左右対称のY字型イヤホンなので、本体に書いてある「R」と「L」を見ないと左右が分かりません。
記事中にも記載したのですが、左右が分かるように付けられていた小さなタグが邪魔だったので外してしまったんですよね…(;’∀’)
CX100の購入を検討している方はタグを外さないように気を付けてくださいね!
総評:イヤホンデビューに最適!
高いゲーミングイヤホンを使ったことがないpopoが言うのも変ですが、CX100はイヤホンデビューに最適です!
ヘッドフォン時代に一番の悩みであった頭痛もなくなりましたし、定位や音の聞こえる範囲も申し分ありません。しかも1万円や2万円が当たり前のゲーミングイヤホンと違って、4,000円とお手頃価格で購入できます。
もちろん高いヘッドフォンやイヤホンと比べると音質は劣りますが、FPSで使うなら今回のCX100はお試しとして最適です!ぜひ検討してみてください(*´▽`*)