どうもpopoです。すぐにやめるだろうと思っていたAPEX LEGENDSですが、なんだかんだいまだにドハマり中であります。
ぶっちゃけアラサーにてゲームにここまでハマるとは思っていませんでした。加速したのは「Apex Legends初心者が買って強くなったゲーミングデバイス一覧」で紹介したように、ゲーミングデバイスに手を出した辺りからですね。
そしてゲーミングデバイスを導入したことによって、APEX LEGENDSのキルレが爆上がりしました。
ゲーミングマウス、マウスパッドに始まり、サウンドカード、ゲーミングイヤホンなどを買い揃えていき、いよいよゲーミングキーボードも買っちゃおうということで、今回の「HyperX Alloy FPS Pro」を選びました。
正直なところ、
「キーボード変えたからと言ってゲームが強くなるわけなくね?」
と思っていました。
だからここまで色んなゲーミングデバイスを買っている中で、キーボードだけはパソコンを買ったときに付いてきた無名メーカーの製品をそのまま使っていたんですよね。
今回はそんなゲーミングキーボードの中でも1,2を争う大人気デバイスを選んだので、もしゲーミングキーボードに興味のある方がいれば、ぜひ参考にしてみてください!
目次
ゲーマーがゲーミングキーボードを買うべき理由
冒頭でも少し触れましたが、ぶっちゃけ「高いキーボードを買ったからと言ってゲームが上手くなるわけない」と思っていたんですよね。どう考えてもマウスやマウスパッドの方が効果がありそうですもん。
その点に関してはキーボードを購入してからも意見は変わらず、実際にFPSが強くなるのはマウスやマウスパッドの方が効果が大きいと思っています。
実際筆者が感じたゲーミングデバイスの効果は以下のような感じ。
- マウス→エイム力が向上する
- マウスパッド→エイム力が向上する
- サウンドカード→音が聞きやすくなる
- イヤホン→音が聞きやすくなる
- キーボード→???
他の4つは分かりやすくゲームが有利になりますが、ゲーミングキーボードの場合は導入したところで一体何が変わるのでしょうか。それは入力の反応速度です。
キーボードにはアクチュエーションポイントと呼ばれるものがあります。それはキー打鍵時に入力が認識される深さのことで、ゲーミングキーボードの場合はこれが浅く設定されています。つまりキーが入力されるまでの速度が早いわけです。
またキーを押し込んで戻るときの反発力の重さを「荷重」と言います。HyperX Alloy FPS Proのアクチュエーションポイントは他のゲーミングキーボードと比べてそこまで浅くありませんが、荷重が軽いため反応速度は早め。一般的なキーボードが45~55グラムなのに対してHyperX Alloy FPS Proは35グラムとかなり軽い。
入力の反応速度が早いと言っても、コンマ何秒の話なので実感できないレベルですが、ほんのわずかでも差が生まれるのであれば導入しておきたいですよね。
HyperX Alloy FPS Proのスペックや価格をチェック
名称 | HyperX Alloy FPS Pro |
---|---|
接続 | USB |
軸タイプ | 赤軸 |
キースイッチ | メカニカル Cherry MX Red |
基本キー数 | 87キー テンキーレス |
キー配列 | US配列 |
ポーリングレート | 1ms |
バックライト | 赤色LED |
本体サイズ | 359 × 130 × 34.5 mm |
本体重量 | 900g |
ケーブル長 | 1.8m |
その他機能 | ケーブル取り外し可 ゲームモード搭載 アンチゴースティング対応 Nキーオーバーロール対応 |
HyperX Alloy FPS Proの価格は13,000円とかなりの高価格。高品質なゲーミングキーボードが大体この価格帯なのですが、それにしても高すぎますよね(;´・ω・)
HyperX Alloy FPS Proはメカニカル(Cherry MX Red)の赤軸。どういうことかと言うと、、以下の通り。
- メカニカル方式→キーが一つ一つ独立したスイッチになっている
- 赤軸→キーが軽くてカタカタ音が少ない
一般的なキーボードはメカニカル方式ではなくメンブレン方式が採用されています。メンブレン方式はキーの下に回路付のシートが配置されており、キーを押し込むとシートの回路が反応して入力されます。メカニカル方式と比べて比較的シンプルな造りなので、コストは安いです。
一方でメカニカル方式はシートではなく、1つ1つが独立したスイッチになっているため、メンブレン方式よりもコストがかかってしまいます。だから今回のHyperX Alloy FPS Pro然り、ゲーミングキーボードは価格が高いのです。
HyperX Alloy FPS Proの開封レビュー
というわけで届いたHyperX Alloy FPS Proを開封レビューしていきます。
HyperX Alloy FPS Proのパッケージ表。
HyperX Alloy FPS Proのパッケージ裏。
HyperX Alloy FPS Proのパッケージ側面。
逆側。スポンサーをしているプロチームの一覧。CLOUD9など超有名チームばかり。
早速オープン。こんな感じで収納されていました。
こちらは中身一覧。キーボード・ケーブル・スタートガイドが入っていました!
HyperX Alloy FPS Proのケーブルは取り外し可能なので、持ち運ぶ時に便利。さすがはゲーミングキーボードと言ったところか。
こちらはPCに接続する側のUSB。ケーブル自体も黒赤でおしゃれ!
HyperX Alloy FPS Proのケーブル接続部分。キーボードの右上辺りに配置されております。
接続するとこんな感じ(‘◇’)ゞ
こちらはクイックスタートガイド。細かい設定ショートカットが紹介されています。表記は英語。
HyperX Alloy FPS Proの全体を見るとこんな感じ。テンキーが無いのでかなりコンパクト。
後でメリットとして紹介するつもりですが、HyperX Alloy FPS Proはすごくタイピングがしやすいのでマジでオススメ。ちなみにUS配列なのでスペースが超長い。FPSには丁度良いかも。
繰り返しになりますが、テンキーレスなのでコンパクト。矢印キーに色々書かれているのは、LED関係の設定が割り当てられているからです。
裏面はこんな感じ。
角度を変えるスタンド付き。筆者は角度がないと使いにくいので、スタンドを取り出して使用しています。
スタンドの角度は1段階のみ。
先ほど紹介しましたが、HyperX Alloy FPS Proはメカニカル方式が採用されているので、1つ1つのキーが独立したスイッチになっています。
またCherry MX Red(赤軸)が採用されているためキーのタッチ音が静かです。FPSゲームをしながらVCをするときに、マイクがキーボード音を拾わないので、赤軸はVCをしながらゲームをする人におすすめです。
逆にタッチ音が大きい方が好みだという人には青軸がおすすめ。HyperX Alloy FPS Proは赤軸と青軸が選べるので、自分の環境や好みに合わせて選びましょう。
HyperX Alloy FPS Proの重量はカタログスペックで900グラムになっていましたが、実測値は872.5グラムでした。ぶっちゃけキーボードの重さにこだわる人は少なそうなのでどうでもいいかも。
筆者の環境だとテンキー付きのキーボードだとマウスパッドが置けなくなってしまうので、今回のようなテンキーレスのコンパクトなゲーミングキーボードが欲しかったのです。意外とそういう人も多いと思いますので、テンキーを使わない人はテンキーレスの方が机にスペースが出来るのでおすすめです!
ちなみにバックライトは赤のLED単色。いろんな発光パターンがあるので、自分の好みにカスタマイズすることができます。しかも余計なツールを入れる必要がなく、キーボードに設定されているショートカットを使って設定できます。設定方法については記事の後半で紹介しておきますね。
popo
HyperX Alloy FPS Proのココがスゴイ!
使って感じたHyperX Alloy FPS Proの良いところ・メリットを紹介します!
テンキーレスでコンパクト
外観の紹介のときにも触れましたが、HyperX Alloy FPS Proはテンキーがないのでかなり横幅が抑えられています。一般的なキーボードだと右端にテンキーと呼ばれる数字(電卓みたいなやつ)が配置されているのですが、それが丸々カットされています。
こちらの画像を見れば分かるように、HyperX Alloy FPS Proは横幅がかなりコンパクト。
赤黒デザインが格好良い
HyperXのデバイスは赤黒のデザインが多いのですが、今回のHyperX Alloy FPS Proも黒ベースに赤LEDや赤黒ケーブルが使われていて、個人的にはかなりデザイン性が高いと感じました。
1万円を超えるような高級デバイスなので、見栄えの良さも重要ですよね!
ドライバ無しでLED設定可能
HyperX Alloy FPS Proのバックライトは赤の単色ですが、かんたんに発光パターンをカスタマイズできます。設定手順を公式サイトのPDFファイルより引用して紹介させていただきます。
ソリッド | 常時点灯(デフォルト設定)。 |
---|---|
ブリージング | 呼吸するようにゆっくりと点滅します。 |
トリガー | 押されたキーが光り、1秒後にゆっくりと消えます。 |
エクスプロージョン | 押されたキーを中心にして、点灯キーが放射状に広がります。 |
ウェーブ | 波のように、左から右にキーが光ります。 |
カスタム | 光るキーを選ぶことができます。手順は以下の通り。 1.バックライトモードをカスタムに切り替えます。 2.「FNキー」と「右CTRL」を、バックライトがオフになるまで押し続けます。 3.バックライトをオンにしたいキー(複数可)を押します。 4.終了したら、もう一度「FNキー」と「右CTRL」を押して、カスタムバックプロファイルを保存します。 |
また「FNキー」と「F12キー」同時押しをすると、ゲームモードがオンになります。ゲームモードは「Windowsキー」が無効になるモードのことで、ゲーム中の誤タッチを防止してくれます。
筆者は昔からよく左ALTキーとWindowsキーを押し間違えていたので、このゲームモードはかなり重宝します。ちなみにゲームモードがオンになっていると、右の方にあるランプが白く点灯します。(PGDNの下辺り)
押し感が最高に良い!
HyperX Alloy FPS Proはアクチュエーションポイント2mmで、荷重35gです。キー入力の深さはゲーミングキーボードの中では普通ぐらいですが、軽い押し込みで入力できるのでキー入力の反応はかなり速く感じます。
正直これまで使っていた一般的なキーボードと比べて、タイピングのしやすさ・押した時の気持ちよさは段違いで良くなりました。HyperX Alloy FPS Proを買って良かったと思える最大のポイントがコレです。
HyperX Alloy FPS Proのデメリットはキー配列
HyperX Alloy FPS Proの明確なデメリットは「英語配列」です。キーボードのキー配列には「日本語配列」と「英語配列」があり、それぞれキーの配列に少しだけ違いがあります。
こちらの画像をご覧ください。エンターのサイズとスペースバーのサイズが一般的なキーボードと全く違いますよね。これが英語配列キーボードの特徴です。また「」の場所が少し違ったり、アンダーバーが入力できなかったり、色々と配列が違うので、これまで日本語配列のキーボードしか使ったことがない人は慣れるまで時間がかかるかもしれません。
ちなみに筆者はブログで「」のキーをよく使うのですが、日本語配列と微妙に配列が異なるため、はじめの頃はミスタイプしまくりでしたw
HyperX Alloy FPS Proは赤軸と青軸が選べる
メカニカル方式キーボードは、赤軸・青軸・茶軸など、使われている素材によって名称が異なります。
そして今回のHyperX Alloy FPS Proは赤軸が採用されているので、キーが軽くて打鍵音が静かなのが特徴です。赤軸はゲーマーやプログラマーのように長時間キー入力をする人に向いていると言われています。
- 赤軸→キーが軽くて打鍵音が静か
- 青軸→キーが重くて打鍵音がうるさい
- 茶軸→赤軸と青軸の中間
HyperX Alloy FPS Proは赤軸と青軸から選ぶことができます。しっかりとしたクリック感・打鍵音があった方がいいという人は青軸を選びましょう。筆者のように静音の方が良いと言う方は赤軸を選びましょう。
HyperX Alloy FPS ProはPS4で使えない
HyperX Alloy FPS Proはコンバーターを使わないとPS4に接続できません。各FPSゲームでは、コンバーターが禁止されていることが多いです。
コンバーターが禁止されている理由は別記事にて解説しているので、チェックしてみてください。
結論:他デバイスより優先度は低いけど買うべき
というわけで赤軸のゲーミングキーボード「HyperX Alloy FPS Pro」をレビューしてみました。
記事の最初の方に言いましたが、「FPSが強くなるのはマウスやマウスパッドの方が効果が大きい」のは間違いありません。同じ1万円を出すのならキーボードよりもマウスやマウスパッドやイヤホンの方が優先度が高いです。
その辺りのゲーミングデバイスを買い揃えたあとに今回のようなゲーミングキーボードを買いましょう。
ちなみに筆者は今回の買い物に大満足です。ゲーミングキーボードは長時間の使用を前提に造られているため、キーを押していても全く指に疲れがきません。正直ゲーム中に差を感じることはできませんでしたが、長文のブログ記事を書いているときに気づきました。
「あれ?いつも指の感覚変になるのに。。あっキーボード替えたからか!」みたいな。
というわけでゲーマーの方はもちろんですが、ブロガーや作家さん、あとはプログラマーの方など、長時間の入力が仕事の方は、ぜひぜひ今回のHyperX Alloy FPS Proをお試しください(*´▽`*)