FPS初心者が強くなるには…

【HyperX Cloud II 使用感レビュー】ヘッドセットとしては微妙だけど、ヘッドホンとして使うならあり。

APEX LEGENDSにおいてサウンド関係は非常に重要です。

いきなり横から奇襲される時、裏取りをしている敵がいる時など、サウンド環境が良ければ早めに気づくことができます。

このゲームで先に敵の位置を知れたら圧倒的に有利なのは言うまでもありませんよね。というわけで今回はそれを実現するためのヘッドセットのレビュー記事です!

今回紹介するヘッドフォンは、プロプレイヤーで使用率ナンバー1のキングストン製ヘッドセット「HyperX Cloud II」です。

先に言っておくと、現在筆者はイヤホンに買い替えています。

「HyperX Cloud IIが微妙だったからイヤホンにしたの?」

このように思われてしまいそうですが、それが理由ではないので安心してください。HyperX Cloud IIは最高のヘッドセットなので。

ちなみにHyperXは、キングストンのゲーミングブランドの名称。Amazonを見ても「HyperX」のいろんな種類のデバイスが販売されています。どれも黒赤デザインで格好良いんですよね。モロ筆者好みです( *´艸`)

というわけで今回はHyperX Cloud IIを半年間使った感想イヤホンに買い替えた理由をお伝えしようと思います。

FPSで使うなら別でサウンドカードを用意すべき

FPSで使うなら別でサウンドカードを用意すべき

先にお伝えしておくことが一つだけあります。

HyperX Cloud IIは7.1chのバーチャルサラウンドに対応しておりますが、定位性が悪いのでFPSゲームに向いていません。

だから7.1chに切り替えることができるパーツ(USB接続)を取り外して、3.5mmのイヤホンジャックの方で接続してください。

もちろんその接続方法だと7.1chバーチャルサラウンドが使えないので、別でサウンドカードを用意しないといけません。

バーチャルサラウンドが何なのかは、「APEXで撃たれた方向が分からない時の対処法2つ【ダメージ発生表現とサウンドカード】」こちらの記事で解説しています。

簡単に言ってしまうとバーチャルサラウンドは、撃たれた方向や銃声・足音の方向が分かりやすくなる機能です。

APEXのサウンド環境を整えたいのであればサウンドカードは必須。ちなみに筆者は以下のGSX1000を愛用しています。

HyperX Cloud IIは8,000円で買えるゲーミングヘッドセット

HyperX Cloud IIは8,000円で買えるゲーミングヘッドセット

HyperX Cloud IIのスペック
接続方式 3.5mm(4極・本体)
USB(コントローラ)
重量 320g(マイク、ケーブルを含む)
保証 2年間
マイク
ドライバ寸法 Ø6.0*5mm
指向性 単一指向性
インピーダンス 2.2kΩ
感度 -39±3db
ヘッドホン
ドライバ直径 Φ53 mm
インピーダンス 60Ω
感度 98±3dB
周波数 15Hz-25kHz

HyperX Cloud IIの価格は7,980円です。ゲーミングヘッドセットとしては比較的安いので入門用におすすめ。

HyperX Cloud IIの開封レビュー

HyperX Cloud IIのパッケージ

というわけでHyperX Cloud IIの外観を写真付きで紹介していきます。

HyperX Cloud IIのガンメタリック

こちらは「ガンメタリック」です。有名なのはどちらかと言えばレッドの方ですが、ガンメタリックもシンプルにデザインが良い!

HyperX Cloud IIの側面

側面にHyperXロゴ。かっちょいい。

HyperX Cloud IIの上部

上にもHyperXロゴ。これまたかっちょいい。

HyperX Cloud IIのマイク

こちらは同梱されているマイク部分。取り外しが可能。

HyperX Cloud IIにマイクを装着

マイクを装着することでヘッドセットとして使えますが、その場合は直接接続するのではなくチューナー的なやつに繋ぐ必要があります。

HyperX Cloud IIのチューナー

それがコレ。ボリュームコントロールと7.1chバーチャルサラウンドの切り替え機能付き。

HyperX Cloud IIのチューナー2

接続するとこんな感じ。

ヘッドセットとして使う場合はUSB接続の必要があります。

popo

HyperX Cloud IIは競技シーンを想定して作られているそうなので、めちゃくちゃ作りがしっかりしています。フレーム部分なども丈夫ですし、かなり寿命が長そう。

HyperX Cloud IIのメリット

実際に筆者がHyperX Cloud IIを使って感じたメリットをいくつか紹介します。

音質が良い

音質が良い

53ミリドライバーを備えHiFi再生が可能でクリアな低域、中域、高域音質に加え、低音再生が強化されたため、ゲーミングエクスペリエンスに夢中になれることが可能。

HyperX Cloud IIは価格の割に音質がそこそこ良いです。ゲーム用としてだけでなく、普段の音楽や動画の視聴にも使えるのでおすすめです。

遮音性が高い

遮音性が高い

HyperX Cloud IIは程よい締め付け感によって、遮音性が高いです。ゲーム音以外の音が聞こえなくなるので、ゲームに集中できます。

締め付けの強いヘッドフォンは頭痛が起こりやすいのですが、しっかりとヘッドフォンの穴の部分に耳全体を入れることで対策できます。ヘッドフォンを使っていて頭痛が起こると言う方はお試しください。

イヤーパッドを交換できる

イヤーパッドを交換できる

HyperX Cloud IIのデフォルトのイヤーパッドはよくあるPUレザータイプ。ただしつけ替え用にベロア素材のイヤーパッドも同梱されています。レザー系の素材が苦手だと言う方は付け替えてみてください。

筆者が試しに両方使ってみたところ、音の分かりやすさはレザータイプの方が上でした。

プロゲーマーに愛用者が多い

プロゲーマーに愛用者が多い

意外にもHyperX Cloud IIを愛用しているプロゲーマーは多いです。正直メリットと言っていいのか分かりませんが、デバイスを選ぶ基準の一つにはなりますよね。筆者も実際に「これだけのプロゲーマーが使っているなら間違いないっしょ!」と思って買いましたから。

正直プロゲーマーに愛用されている理由は分かりませんが、筆者が感じたのは平均値の高さです。程よい締め付け感で長時間使用できるし、それなのに遮音性が高くて定位もしっかりしています。

ドライバ不要でかんたん接続

ドライバ不要でかんたん接続

HyperX Cloud IIはコントローラーボックス(チューナー的なやつ)を使うことで、7.1chの切り替えやボリュームの設定ができます。しかも接続するだけで使えるので、わざわざドライバをインストールする必要がありません。

popo

音質や遮音性はもちろんのこと、長時間使っていても疲れないですし、プロゲーマーの使用率が高いのも頷けますね!

HyperX Cloud IIのデメリット

HyperX Cloud IIには3つのデメリットがあります。割と致命的なものがあるので、もしHyperX Cloud IIの購入を検討している方は絶対に目を通しておいてください。

7.1chバーチャルサラウンドが使い物にならない

7.1chバーチャルサラウンドが使い物にならない

HyperX Cloud IIには致命的なデメリットがあります。それは7.1chサラウンドが使い物にならないところです。HyperX Cloud IIの7.1chバーチャルサラウンドは定位性がバグっているので、FPSで敵の足音の方向が全く分かりません。

もしHyperX Cloud IIをFPSゲームで使う場合は、コントローラーボックスに接続せずに、7.1chに対応したサウンドカードに接続しましょう。

筆者はGSX1000に接続して使っていました。

マイク関係の不具合が多い

マイク関係の不具合が多い

HyperX Cloud IIのマイクは、「反応しない」「小さい」などのトラブルが多いです。実際に筆者もヘッドセットとして使っていたときは、マイクの音量が小さいと指摘されたことがあります。

popo

この2点のデメリットはヘッドセットとしては割と致命的です。
だけどマイクを付けずにコントローラーボックスも付けなければ、そこそこ性能の良いヘッドフォンとして活躍できます。

HyperX Cloud II(7.1ch)をPS4で使う方法

HyperX Cloud II(7.1ch)をPS4で使う方法

PS4でHyperX Cloud IIの7.1chバーチャルサラウンドを利用したい場合は、こちらのサイトでファームウェアの更新しないといけません。

ただし先ほども言ったようにHyperX Cloud IIの7.1chは使い物にならないので、別でサウンドカードを用意した方が良いです。PS4の場合はGSX1000を使えないので、Mixampがおすすめ。

ちなみにヘッドセット付きも販売されているので、もしPS4でサウンドカードとヘッドセットをお探しなのであれば、こちらのセットがおすすめです。

HyperX Cloud IIのワイヤレスモデル

ちなみに先日HyperX Cloud IIのワイヤレスモデルも発表されました。「一部の地域では2021年第1四半期の発売が予定」とのことなので、そのうち日本でも発売されるはず。
参考:待望のワイヤレスモデル!HyperX、「Cloud II」のデザインや快適さを継承した「Cloud II ワイヤレス」発表

HyperX Cloud IIをFPSで使うなら

  • 7.1chが微妙
  • マイクが微妙

HyperX Cloud IIは上記のデメリット2点があるため、FPSゲームで使うのは微妙です。

もしHyperX Cloud IIをFPSで使うつもりなら、筆者と同じようにマイクを取り外し、別でサウンドカードに接続する必要があります。

しかもこの場合はコンデンサーマイクも別で用意する必要があります。筆者が使っているマイクはUSB接続に対応したMPM2000U。GSX1000と接続できませんが、本体にUSB接続して使っています。

まとめ

まとめ

もしゲーム用にマイク付きのヘッドセットをお探しなのであれば、今回のHyperX Cloud IIはおすすめしません。

HyperX Cloud IIは音質や定位性が良い上に、長時間の使用に向いているヘッドフォンです。このような条件に当てはまっている方は、ぜひ検討してみてください!

イヤホンに買い替えた

そんなこんなでHyperX Cloud IIには半年ほどお世話になりました。その後「マイク使わないし、ヘッドフォン髪の毛潰れるし、イヤホンで良くね?」と思ってゲーミングイヤホンを購入してみました。これが冒頭で話していたイヤホンに買い替えた理由ですw

こちらは大人気ストリーマーStylishoobさん愛用のゲーミングイヤホンSE215。試しに購入してみましたが、なかなかいい感じ。

こちらはTSMのレイス使いインペリアルハルさん愛用のCX100。めっちゃ遠い蘇生音が聞こえる謎のイヤホン。APEXとの相性はかなり良い。

ゲーミングイヤホンも足音が聞きやすいので、興味のある方はチェックしてみてくださいね!

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