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先日公開した「【VALORANTのトッププロ愛用!?】今、有線ゲーミングマウスが熱い!!【おすすめ有線マウス4選】」にて、トッププロが愛用している有線ゲーミングマウスをまとめました。
ヴァロラントの世界大会が注目されていたこともあって、有線のゲーミングマウスはとにかく在庫切ればかりなのです。そんな中でも唯一Amazonで購入できたのが、今回レビューする「ENDGAME GEAR XM1r」です。
XM1rは、前回の優勝チームSentinelsのエースである「TenZ」と日本で大人気のZETAのエース「Laz」が愛用している有線マウスです。(正確にはTenZは前作モデルXM1の方ですが)
9月に行われた世界大会では、残念ながら両名別の有線マウスを使っていたのですが、とにかく有線のゲーミングマウスを試したかった筆者には丁度良かったので、今回の「XM1r」購入に至りました。
というわけでENDGAME GEAR XM1rを開封レビューしていきます!
目次
APEXには不向きかも?
個人的に感じたことを先にお伝えしておきます。それはXM1rはAPEXには向いていないかもしれないということです。
XM1rは比較的コンパクトでつまみ持ちやつかみ持ちに最適な有線マウスですが、G PROやSUPERLIGHTと比べて「振り回しやすさ」が弱いです。
どういうことかと言うとAPEXなどの視点移動が激しいゲームだと、どうしても有線マウスよりも軽量なワイヤレスマウスの方が上下左右に手軽に動かせるのです。
もちろんマウス感度を上げればいいだけの話なのですが、そうなってくると細かいエイムやリコイルコントロールが難しくなります。
この辺りは好みの問題ではありますが、個人的にはエイムの移動範囲の狭いヴァロラントなどの方が向いているのかなぁ…と感じました( ゚Д゚)
もしAPEX用にゲーミングマウスを探しているのであれば、まずはG PROやG PRO X SUPERLIGHTを試してみてください!
XM1rのスペックと価格
名称 | ENDGAME GEAR XM1r |
---|---|
接続 | 有線 |
寸法 | 約 122.14 × 65.81 × 38.26 mm |
重量 | 約 70 g |
センサー | PixArt PAW3370 光学式 |
DPI | 400 / 800 / 1600 / 3200 |
ポーリングレート | 125 / 500 / 1000Hz |
ボタン数 | 5つ(裏面CPIボタン別) |
カラー | ブラック:EGG-XM1R-BLK(4251442504083) ホワイト:EGG-XM1R-WHT(4251442504106) ダークフロスト:EGG-XM1R-DF(4251442504045 ダークリフレックス:EGG-XM1R-DR(4251442504069) |
参考価格 | 8,000円前後 |
XM1rの開封レビュー
外観をチェック
付属品をチェック
重量の実測値は72.3グラム
XM1rの重量実測値は72.3グラムでした。ケーブルが無い状態なら公式が公表している通り70グラムぐらいになりそうです。
アップデートファイル
同梱されていた紙に書かれていたURLからアップデート用のファイルをダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルを起動してアップデートしておきましょう。
XM1rのサイズ感
XM1rとSUPERLIGHTのスコア比較
筆者がマウスを替えた時に毎回行うエイムスコアの比較です。これまで使っていたSUPERLIGHTとXM1rで比較してみました。まずは「Aim Lab」のグリッドショットで腰撃ちのフリックショットを測定。
XM1r | SUPERLIGHT |
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平均スコア62821 | 平均スコア65158 |
続いて「APEX AIM Trailer」でレレレ撃ちに対する命中率を測定。
XM1r | SUPERLIGHT |
---|---|
平均50.76% | 平均47.13% |
基本的に無線で軽いSUPERLIGHTの方がフリックショットはやりやすかったです。一方のXM1rは安定感が半端ないので、狭い範囲でエイムをピタッと止めることができます。
APEXのように広い範囲でエイムを動かさないといけないゲームの場合は、SUPERLIGHTの方が向いていると感じました。逆に狭い範囲で複数の相手にエイムをする機会の多いヴァロラントのようなゲームの場合は、安定感のあるXM1rの方が向いていると感じました!
使って感じたXM1rのメリット
実際に使って感じたXM1rのメリットを紹介します。
かなり握りやすい(人による)
かぶせ持ちだと厳しいですが、つかみ持ちの場合はかなり握りやすい形状となっております。
手の大きい人もつかみ持ちであれば悪くないと思います。しかし手の大きい人がよりフィット感を求めるのであればG703hやDeathAdder V2の方が良さげ。
G703は筆者がFPSに復帰して一発目に購入したゲーミングマウスです。めちゃくちゃ使いやすかったので、手のサイズが大きい人にはマジでおすすめです。
どこでもクリックしやすい
XM1rは左右のクリックボタンがかなり広いのですが、手前もクリックしやすい仕様になっています。
普通のマウスだと先端や真ん中らへんが押しやすくなっているんですけど、今回のXM1rは手前(下らへん)も変わらないクリック感です。つかみ持ちやつまみ持ちで下らへんをクリックする人もいるので、そういう人にとってはメリットとなります。
パラコードケーブルが軽い
XM1rはパラコードと呼ばれるケーブルが採用されております。
パラコードはとにかく軽くてしなやかで、よく「無線のような存在感の無さ」と言われている特殊なケーブルです。
これによって有線マウスによくある「引っ張られてる感」が出なくなります。パラコードが採用されていないマウスを無理矢理パラコード化する人も多いぐらい人気のケーブルなのです!
使って感じたXM1rのデメリット
実際に使って感じたXM1rのデメリットを紹介します。
クリックが若干重い
XM1rはクリックが若干重めに設定されています。SUPERLIGHTと比べてクリック音も大きいので、正直気になる人は気になりそうなレベル。
クリックが重いと入力速度が遅いのではないか?と思ってしまいますよね。しかし実際に反射神経テストなどを試してみると、他マウスと反応速度に違いはありませんでした。
サイドボタンの誤クリック
これは個人的な問題でもあるのですが、マウスを左に振る時にサイドボタンを誤クリックしてしまうことがあります。
XM1rの場合は、サイドボタンがかなり大きいので、より一層誤クリックしてしまう可能性が高いのです。
筆者はAPEXでサイドボタンにシールドセルとシールドバッテリーを割り当てているため、これが意外と痛手となりました。数日間プレイしただけでも2回誤クリックしてしまいました…。
ホイール上下が重い
これまた個人的な話になるのですが、他マウスと比べてXM1rはホイールが重いのです。
ホイール自体は全く問題なく機能するのですが、ちょっと初動の動き出しが重く感じてしまいました。
筆者は実際にAPEXでホイール上に「W」を割り当ててタップストレイフしているんですけど、壁蹴りの後にタップストレイフを入力しているつもりが、上手く曲がれないことが多々ありました。
有線マウスにはマウスバンジーが必須!
有線マウスを使うならマウスバンジーをおすすめします。
そのまま使っても問題ありませんが、ケーブルが周りの物に当たってしまったり、マウスパッドを擦って劣化させてしまうことがあります。それを防ぐためにもマウスバンジーを使いましょう。
こちらは筆者が購入した「BenQ Zowie CAMADEⅡ」というマウスバンジーです。4,000円なのでマウスバンジーにしては少し高めですが、レビュー評価が高かったのでこれを選びました。
CAMADEⅡは、ケーブルががっちりと固定されて安定感抜群で、ケーブルの高さも3段階で調整できます。
また細かいバネのおかげで、左右に大きくマウスを振った時も違和感なくケーブルが付いてきます。有線マウスなのに無線のように扱えているので、かなり当たりの製品だったのではないかと思います!おすすめ!
まとめ
というわけで超人気の有線マウス「XM1r」を開封レビューしてみました。
現在もヴァロラントで使っておりますが、確実にエイム力が向上しているので、対面力が強くなっています。ただし上下左右に振り回すような使い方ができないので、ジェットのような視点移動の激しいキャラには向いていないかもしれませんね。
※後日ソールを予備の大型の方に変更してみたところ、よりエイムが安定するようになりました!気になる方はソールの張替えも試してみてくださいね!